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スポーツ上達のメンタル、7つの要素 アバンド契約選手(トライアスリート)竹谷賢二

⑦スポーツパフォーマンスは自己表現

「スポーツ上達のメンタル、7つの要素」として、ここまで様々な角度から“自己認識”能力を高めていくことがスポーツ上達に重要だと説明してきました。思った通りに動けているのかどうか、体を操り、力を制御して、適切な物理現象を引き起こす、これこそがスポーツ動作です。
頭の中の理解したこと=望むイメージを、体で実現させる=体現する正確性が運動の上手い下手を分けると言えますので、自己認識出来ないと上手く出来ているのか否かも曖昧になってしまいます。

頭の中に思い描くイメージを身体で表現出来るということ、狙った通りにコントロールしてパフォーマンスすることは、スポーツにおける至上の悦びではないかと思っています。
また湧き上がるイメージに個性を加えて、自分とはこういう個性を持った人間なんだという思いを加えて行う”自己表現”でもあり、イメージの具現化というアートでもあると思います。

フィギュアスケートや体操種目など採点型だけでなく、格闘技での勝敗、チーム同士で対戦する球技、タイムや記録を争うスイムやランなどの種目、瞬発系も持久系も全てのスポーツは究極的に言えば、頭の中にあるなりたい自分に現実的になるという“自己実現”でもあり、実現と達成に愉しみと悦びが待っているはずです。

思った通りに走れたら、泳げたら、ボールをシュートできたら、技を決められたら、一つ一つのプレーでもそうですし、思い描いたゲーム展開、試合運びが出来たら、最高の悦びですよね!!

この悦びの為にトレーニングをしているわけですから、「ノーペインノーゲイン」と言われる苦痛なくして成長なしという、体力を鍛える為に苦しさや痛みに打ち克つことこそがスポーツ上達のために必要なんだとは思わないでください。
もちろんイメージした動きを続けるため身体活動のエネルギーを代謝機能から生成する、必要な力をかけるための筋力を高めるなど、フィジカルのトレーニングとしてより強く、より速く、より長く動き続けるためにある程度の苦しさが伴うこともあります。しかし優先されるべきは、苦しさに耐える体力鍛錬<悦びを感じる自己表現であって欲しいと願います。

また勝敗や記録という結果は時の運でもありますし、相手が優れていては結果に繋がらないこともありますし、また加齢とともに体力が低下して若いときのパフォーマンスは望むべくもないこともあります。そう言った場合でもその時々のベストの自己表現が出来たら悦べるようにもなりたいです。勝敗や記録という結果<悦びを感じる自己実現をやはり優先して欲しいものです。
自らをよく知りよくわかる“自己認識”、自らの頭の中のイメージを体現する “自己表現” 、今なりたい自分を達成する“自己実現”、このために日々の一挙手一投足に心くばりスポーツ上達を目指していきましょう!
(完)